心を整える

「心を整える」

コーチングの場面で「心を整える」という言葉を聞くことが増えました。

私がこの言葉ですぐに思い浮かんだのは、長谷部誠さんの「心を整える」という本です。

説明するまでもないかもしれませんが、長谷部誠さんは、日本代表で長くキャプテンを務められたサッカー選手。

本が出版されたのは2014年で、私が読んだのもその頃だったと思います。

当時「プラス思考」を書いた本が多く店頭に並んでいる中

「最悪のケースを常に想定している」

とPOPに書かれていたのが斬新で、この本を手に取りました。

スポーツ選手は、いつもプラス思考?

私はスポーツ選手は、勝利や成功のイメージをしっかりと描いて試合に臨まれる、ずっとプラス思考なのだと思い込んでいました。

だから、「最悪のケースを想定している」という言葉を、とても意外に感じたのです。

その中で印象に残っている言葉を引用させて頂きます。

最悪のケースを考えるというと、なんだか悲観主義のように思われてしまうかもしれないけれど、僕はそうは思わない。

最悪を想定するのは「失敗するかもしれない」と弱気になるためではなくて、何が起きてもそれを受け止める覚悟があるという「決心を固める」作業でもあるからだ。

~引用ここまで(「心を整える」長谷部誠さん著より)

物事は、なんでもプラスに考えれば良いというわけではないと思っていたので、私はこの文章に共感しました。


心が乱れてしまう原因

マイナスの思考や言葉が良いというのではなく

「愚痴だけではなく負の言葉は全て、現状を捉える力を鈍らせてしまい、自分で自分の心を乱してしまう」とも長谷部選手は書かれていらっしゃいました。

本当にその通りだと思います。

心が乱れてしまう時は、外からの要因、誰かや物事に乱されていると感じてしまうことが多いものです。

でも本当に心を乱してしまうのは、自分自身の言葉なのかもしれませんね。


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