トラストコーチングスクール 認定コーチ
飯田恵子です
コーチング講座を受けてくださった方の中には、これから新しいお仕事をしていきたいとお話される方もいらっしゃいます。
今日は「始めから職業名があるとは限らない」というお話です。
始めから職業名があるとは限らない
まず、コーチング講座を受けてくださった後、ほどなくして転職された方がいらっしゃいました。
元々やりたいことが決まっていて、転職した=職業名
で新しい職場での勤務をスタートされたのです。
つまり、職業名があったというケースです。
つぎに、始めから職業名がなかったケースを私自身のことを例に挙げて書きますね。
私はブログのサポートのお仕事をさせて頂いていた時期があります。
それは、自身が書いているアメブロについてお話したことがきっかけでした。
当時、自宅でアクセサリー教室を主宰していましたので、私のまわりやブログの読者の方々に同じように教室主宰セッションをしている方がいらっしゃいました。
パソコンやブログが苦手だとおっしゃる40代・50代の女性が多く、ご質問にお答えする、お手伝いする、サポートするというのが、このお仕事の始まりとなったのです。
ですから、職業名「ブログサポート」は後付けです。
同じくブログサポート、ブログアシスタント、ブログコンサルタント、ブログコーチ・・・とすでに多くの方が存在していましたから、オリジナル名称というわけではありませんけれど。
これらの職業名、アメブロを書いていらっしゃる方なら、あるある・・・とうなづいてくださるかもしれません。
でも、ママ友に言ったら「何それ?」となります。
ブログを発信している、発信しようと思っている方以外には、そんな職業名は頭の中に存在していませんし、全くニーズがありませんでしたから。
アメブロを書いている方々がまわりにいたから、その職業名が出てきたのです。
ほかにも例を挙げますと「婚活コンサルタント」というお仕事を、アメブロやSNS上でお見かけします。
私世代のの感覚で、職業名として近いものとしては「結婚相談所」でしょうか。
それと比較してみると、イメージコンサルやコーチングもされていたり、付加価値があるようなものが多いようです。
過去にはイメージコンサルやコーチングといった職業名も一般的ではありませんでしたし、「婚活コンサル」という職業名も後から出てきた物だと思います。
現時点で、職業名があるとは限らないのです。
あなたはどれだけの職業名を挙げることができますか?
現在の私の「コーチ」と言う仕事も、まだ世間全体にご理解いただいている訳ではないので一部の方々には「何それ?」の部類の職業名かもしれません。
私にも、もちろん知らない職業名がたくさんあります。
何が言いたいかと言うと、これからやりたい仕事を考えた時、職業名だけをイメージしていると、そもそも選択肢が少ないという結果になりかねません。
カタチにこだわり過ぎない
最初に挙げたように、もともと職業名が決まっているものをやりたいと思っている方や、勤務したい会社を探している方には、きっと今日の記事はお役に立てなかったと思います。
でも、好きなことを仕事にする、副業をする、自宅で仕事をする
といった働き方をしたいと考えていらっしゃる方でしたら
今日書かせて頂いたように、カタチにこだわり過ぎない
というのも一歩を踏み出すための1つのポイントではないでしょうか。
職業名=自分
あるパーティーで自身の職業名を書く時、その欄にご自身ののお名前を書いている女性がいらっしゃいました。
職業「自分」
その方にピッタリな印象でとてもカッコいいなと感じたのを覚えています。
当時、職業名欄に自分はなんと書くか?
ブログサポートなのか、ブログコーチなのかや、教室なのかスクールなのかと言った細かい言い回しに視点が向いていた自分が、とても小さく思えた出来事でした。
まとめ
これからやりたい仕事に
「始めから職業名があるとは限らない」
職業名やカタチにばかりこだわり過ぎない方が一歩が踏み出せたり、可能性を広げられる場合がある。
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